超適応の第2期(令和4年度開始)の公募を開始しました。
超適応の第2期(令和4年度~5年度)公募を開始しました。
公募要領等、詳細は下記文科省HPに掲載しています。
■令和4年度科学研究費助成事業‐科研費‐(学術変革領域研究(A・B)・新学術領域研究・特別研究促進費)の公募について
https://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/boshu/1394559_00001.htm
(公募要領、計画調書のダウンロード)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/boshu/1394561_00001.htm
以下、公募要領から抜粋して、内容を掲載いたします。
本研究領域では、脳機能への障害に対する神経系の超適応(身体や脳の変容に対して、脳の潜在的な機能を再構成しながら、新たな行動遂行則を獲得する学習過程)の原理解明に向けて脳神経科学とシステム工学の密な連携によってアプローチし、急性/慢性障害及び疾患やフレイルティの原理を包括的に理解することを目指している。また本領域における超適応を発現する脳-身体のメカニズムと情報処理機構が解明できれば、“冗長性に裏付けられた高度な適応機能を獲得する人工「超適応」システムの構築につながり、医療分野・ロボット工学等に革新的な技術革新をもたらすと期待できる。このため、以下の研究項目について、「計画研究」により重点的に研究を推進するとともに、これらに関連する2年間の研究を公募する。各項目では以下の公募をする。研究項目A05(計画研究A01、A02、A03、A04に対応):脳科学的研究、例えば、身体認知・感覚-運動・身体構造・姿勢・情動・記憶などへの介入や、神経障害・発達・加齢等に伴う超適応メカニズム解明、身体認知・運動制御の相互作用の解明を目指す研究。研究項目B05(計画研究B01、B02、B03、B04に対応):システム工学的研究、例えば、脳科学をベースとした、超適応現象の、大規模学習アルゴリズムやシステム同定等を用いた数理モデル化や、脳活動実験系・運動解析等によるモデル検証に関する研究。領域において共同研究を積極的に推進する提案、若手研究者、女性研究者からの積極的な応募を期待する。
研究項目 | 応募上限額(単年度当たり) | 採択目安件数 |
A05 超適応現象・機能解明に関わる脳科学的研究 | 300万円 | 10件 |
B05 超適応現象・機能解明に関わるシステム工学的研究 | 300万円 | 10件 |