X00 身体-脳の機能不全を克服する潜在的適応力のシステム論的理解の総括研究
急性/慢性疾患やフレイルティを克服するための鍵となる脳の超適応原理を、脳神経科学とシステム工学の密な連携により包括的に理解することが本研究領域の目的である。
総括班はこの領域全体の活動を円滑に推進するため、以下の3つの活動を行う。
(1) 研究者同士の相互コミュニケーションの充実により共同研究、施設・設備の共同利用を活性化させる。(2)国際学術誌・国際会議への積極的な発信により、研究分野のプレゼンス向上と国際共同研究を推進する。(3)若手研究者に対する研究支援、海外派遣、若手グループの組織化により、新しい学術領域を担う若手研究者の育成を目指す。
総括班が主催する主な活動として、領域内研究者間で密な情報交換を行い、領域全体の整合性を高めるため、領域全体会議を毎年度末に開催する。国際シンポジウム、国際会議ワークショップを開催し、当該研究領域の国際化を推進するとともに、一般公開シンポジウムの開催、Web ページ等を用いた情報配信により、研究成果を広く一般にアウトリーチすることに務める。
研究組織
研究代表者 | 太田 順 | 東京大学 大学院工学系研究科 教授 |
研究分担者 | 伊佐 正 | 京都大学 大学院医学研究科 教授 |
近藤 敏之 | 東京農工大学 大学院工学研究院 教授 | |
舩戸 徹郎 | 電気通信大学 大学院情報理工学研究科 准教授 | |
研究協力者 | 関 和彦 | 国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 部長 |
今水 寛 | 東京大学 大学院人文社会系研究科 教授 | |
高草木 薫 | 旭川医科大学 医学部 教授 | |
小池 康晴 | 東京工業大学 科学技術創成研究院 教授 | |
淺間 一 | 東京大学 大学院工学系研究科 教授 | |
内藤 栄一 | 情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター 室長 | |
花川 隆 | 京都大学 大学院医学研究科 教授 | |
井澤 淳 | 筑波大学 システム情報系 准教授 | |
筒井 健一郎 | 東北大学 大学院生命科学研究科 教授 | |
相澤 秀紀 | 広島大学 大学院医系科学研究科 教授 | |
千葉 龍介 | 信州大学 大学院総合理工学研究科 教授 | |
安 琪 | 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 准教授 | |
四津 有人 | 東京大学 大学院工学系研究科 准教授 | |
温 文 | 立教大学 現代心理学部 准教授 |
総括班評価者 | 宇川 義一* | 福島県立医科大学 名誉教授、福島県立医科大学医学部 ヒト神経生理学講座 教授 |
金子 真* | 大阪大学 名誉教授、名城大学理工学部 教授 | |
北澤 茂* | 大阪大学大学院生命機能研究科 教授 |
*本プロジェクトと一切利害関係がありません。