B05-8 坂本 一寛 准教授(東北医科薬科大学)らが日本神経回路学会2023年度・最優秀研究賞を受賞しました
B05-8研究項目 坂本 一寛 准教授(東北医科薬科大学)
「高次運動野の機能分化を説明する動的状態空間強化学習モデル」
が日本神経回路学会2023年度・最優秀研究賞を受賞しました。
受賞対象の研究発表は以下となります。
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発表タイトル:高次運動野の機能分化を説明する動的状態空間強化学習モデル
著者:田村尚己(東北大)、虫明元(東北大)、坂本一寛(東北医科薬科大学)
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このモデルは通常の強化学習モデルと異なり、状態=確率空間を自ら創り学習します。いくつかの工夫を重ね、高次運動関連領野の一つ、補足運動野のサルを用いた生理学的研究に使われた著名な順序動作課題の学習も可能になりました。このモデルは、今後、計算論的高次脳機能障害学という新しい分野の嚆矢となります。
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関連リンク
東北医科薬科大学プレスリリース:https://www.tohoku-mpu.ac.jp/university/prize-university/82800/
第33回 日本神経回路学会 全国大会 (JNNS 2023) | 2023年9月4-6日